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アトピー覚書ブログ

成人型アトピー 脱ステ・脱保湿患者のブログ

2016年9月 強制発汗

アトピー歴

発汗により顔から皮脂が出始めことに気を良くしたので、9月はさらに発汗頻度を増やすことを試みました。ひたすらジョギングです。

この夏、運動の頻度を週3~5日から週5~7日に増やしたのですが、9月は毎日運動するつもりで始めました。

運動のしすぎは良くないといわれます。そのため、これまで週3~5日ペースで運動していたのですが、何年も治らない赤ら顔に嫌気がさしてきたので、何らかの変化・刺激も必要かと考えたのです。

 

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上図は、週4日運動した場合のイメージ図です。黄色が発汗を伴う運動をした日、白色が運動をしなかった日です。縦軸が重症度であり、上へ向かうのは悪化を、下へ向かうのは改善を示します。

例えば、運動をしない日は、顔をこする頻度が多くなるので、上方向へ傾きます。週のうち3日悪化する可能性があるので、このような経過が予想されます。実際に、これまでもこのような経過をたどることが多かったです。

顔をこする頻度といっても、今は概ね1日に1回または0回です。1を0にするのが大変難しいのです。

 

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一方、こちらの図は、週6日運動した場合のイメージ図です。単純ですが、顔をこする頻度が少なくなるので、改善が進むという理屈です。今回はこのような効果を期待しました。

 

結局、ジョギングをしたのは9月トータルで25日でした。

月の前半は1日の走行距離が8㎞でしたが、脚が慣れてきたため月後半は10㎞に距離を伸ばしました。8㎞と10㎞では発汗量がかなり違うことがわかりました。10㎞だと十分に汗をかける感じです。

普段運動から遠ざかっている人だと10㎞は長い距離だと思われるかもしれません。しかし、ジョギングを趣味にしているような人にとっては、10㎞は大した距離ではありませんし、20日で月間200㎞は大した運動量ではありません。負荷の少ないペース走でトコトコ10㎞走るだけなら、慣れていればあまり疲れないのです。

また、今回は汗をかく日数を増やすとどうなるかが知りたかったので、運動の負荷程度は度外視しました。

 

5日間休んでしまった理由は、採血、雨、雨、飲酒、飲酒です。

昔、採血後にジョギングして、1㎞くらいで注射針の跡から出血し始めたことがあります。採血日にジョギングをしてはいけません。

雨の日は、半身浴で代替しました。しかし、半身浴では発汗量が足りず、あまり意味がありませんでした。やはり、運動して身体を動かした方が良いです。

飲酒した日は、帰宅後に気合いを入れて走ろうと思えば走れたのですが、酔いと疲れに負けました。私は飲酒によってかゆみが誘発されるので、基本的に酒の席は避けるようにしています。しかし、年に数回はどうしても断れない席もあり、今月は2回重なってしまいました。

 

結果、赤ら顔がどうなったかを記します。この強制発汗により、特に9月後半、かなり赤ら顔が改善した感じがありました。部位によっては皮脂がさらに出てきて、ニキビのようなものも少しでき、鱗屑もほぼ目立たなくなりました。

顔の赤さも、時と場合によっては、赤みが目立たないこともありました。もしかして赤ら顔が治ったかもしれない、と思うまでになりました。皮膚の触った感じは、しっとりとはいきませんが、ガサガサからサラサラくらいになりました。変わっていた人相も、昔の風貌に戻ったといえそうなくらいになりました。

6月から本格的に運動を再開し、9月には強制発汗月間を設けて、4か月間続けてきた努力が実ったかにみえました。

 

しかし、その改善も束の間でした。9月最後の日、飲酒後の夜、強いかゆみが出て、かなり顔を擦ってしまったのです。翌日、鏡の前には、真っ赤で鱗屑のついた粉ふき状態の顔がありました。4か月の努力が4分程度の擦過によって水の泡となってしまいました。元の木阿弥です。

残念ではありますが、脱ステ以降このような後退は何度も経験してきたので、落ち込むほどではありません。

しかし、赤ら顔は手ごわいです。脱ステのリバウンド時も首から上が劇的に赤く腫れあがりましたが、何もせずに半年~1年くらいで治りました。今回の脱保湿以後の顔の赤みは、何年も治りません。

また、なぜ元の木阿弥になってしまったのでしょうか。もしかしたら、赤ら顔は改善していたのではなく、発汗により角層水分量が一時的に増えて症状が抑えられていただけだったのかもしれません。

そして、表皮近くまで伸びた毛細血管と神経に対しては、運動および発汗は影響を与えないのかもしれません。

赤ら顔の素地には変化がないところに、発汗量が減少し、さらに擦過が加わって、元通りになってしまったようにも感じられます。

実際に、10月に入ってからは、気温が低下とともに発汗量が減り、症状は悪化の一途です。

 

ただ、今夏の成果はゼロではありません。ここ5年くらい感じられなかった皮脂が明らかに分泌したからです。顔が赤くない時間もありました。人相が戻った時間もありました。

また、もうひとつ良いことがありました。脱保湿後に皮膚症状が悪化して以降、ずっと異常値を記録していた好酸球数が、最近の検査で基準値内に入っていたことです。もちろん、一時的なものでしょうから、悪化すれば直ちに20%~30%に跳ね上がると思います。しかし、常に異常値だったものが初めて正常値を記録したことは、私にとっては大きな出来事です。

慌てず、騒がず、ひとつずつ改善を積み重ねていきたいものです。