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アトピー覚書ブログ

成人型アトピー 脱ステ・脱保湿患者のブログ

2016年 夏の改善

私にとって、夏は、いわゆるアトピーが改善する季節です。今年の夏も、皮膚症状は改善傾向を示しました。

夏のポイントは「汗」です。汗によって、悪化するアトピー患者と、改善するアトピー患者がいます。汗で悪化する人のなかには、エアコンがないと生きていけないという人もおられるかと思います。

私も、かつては、エアコンの効いた部屋からなかなか出られませんでした。しかし、現在は、積極的に汗をかけるようになっています。

もちろん汗をかいて全く悪化しないわけではありません。けれども、その悪化を上回る改善を実感できるのです。

なお、今年はステロイド薬等の免疫抑制剤および保湿剤を用いた治療を一切行っていません。完全無外用です。

 

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今年の夏、悪化した部位と改善した部位について記します。

まず、悪化したのは下図の赤色で示した部分で、膝窩、つまり膝の裏です。夏になると、汗をかいてもかかなくても、膝の裏がかゆくなり、掻き壊して悪化させてしまいます。汗をかかなくてもかゆくなる理由はよくわかりません。

 

 

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一方、改善した部位は、膝窩以外全てといってよいかと思います。汗の効用です。特に、冬に苔癬化した手首の甲側は、ほぼ完治しました。

 

ところで、私は多くのアトピー患者と同様に、汗をかくとかゆくなります。現時点で汗をかいてかゆくなるのは、下図の紫色で示した部位です。かゆみの強さはケースバイケースなのですが、冬は首と腹のかゆみが強くなる傾向があり、夏は膝窩のかゆみが強くなる傾向があります。顔は年中かゆくなります。

 

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かゆみを引き起こす発汗があっても改善するのは、「汗による掻破」よりも「汗による改善」の影響が大きいためと思われます。汗をかくと、皮膚にある程度うるおいが保たれて乾燥が軽減され、傷が治りやすく、赤い炎症部分も治まりやすくなります。とりわけ夏は発汗量が多くなるので、「汗による改善」の程度も大きくなるのだと思います。すると、汗によるかゆみも和らぎ、軽い掻破で済むようになります。

もちろん個人差があり、場合によっては汗で掻き壊してしまう人もいると思います。私もかつては劇的な悪化を繰り返していました。

  

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また、今年の夏で特筆すべきは、汗をかいたときのかゆみが、例年よりも軽減されていたことです。そのため、汗によるかゆみで悩まされることは少なかったです。

このように、夏は発汗のおかげで、冬よりは楽に過ごすことができました。

 

しかし、問題がないわけではありません。

まず、私の一番の問題である赤ら顔は、治りません。白色皮膚描記症を伴う顔面全体に及ぶび漫性の紅斑がなお残っています。

また、頸部の皮膚萎縮およびさざ波様色素沈着もしつこく残っています。前腕の萎縮(苔癬化?)も、この夏ほぼ改善なし。腹部の一部もおそらく苔癬化しており、ほぼ変化がみられません。

下図に示したこれらの難治性部位は、かゆみが冬に比べて和らぐことを除けば、夏の発汗によっても、ほとんど改善に結び付けることができませんでした。

 

 

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赤ら顔に、ちりめん皺。鏡を見ると、やはり落ち込みます。せめて赤ら顔だけでも治ってくれれば良いのですが。

私はどうしても外用剤離脱時のリバウンド症状と比較してしまいます。改善したと思っても、リバウンド時よりはましというだけかもしれません。寛解への道程は未だ半ばです。