読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アトピー覚書ブログ

成人型アトピー 脱ステ・脱保湿患者のブログ

2015年11月 冬の悪化-第2波

最近、くしゃみをしたら顔から粉が落ちた私ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

さて、今年も冬の悪化がやってきました。9月の第1波としての秋の悪化につづく第2波です。

時期は11月の最終週くらいでした。

 

f:id:atopysan:20151227111056j:plain

 

今年の気温の変化を月ごとにみると、9月で下降に転じ、11月で最高気温の平均が20℃を下回っています。

f:id:atopysan:20151227105245j:plain

 

11月のデータを日ごとでみてみます。

悪化した最終週あたりで、最高気温が15℃を下回る日が多くなっています。

f:id:atopysan:20151227105258j:plain

 

気温と皮膚症状の悪化が相関していることが推測されます。最高気温15℃未満というのは、ひとつの目安かもしれません。

 

以下、記録すべきことが多すぎること、また、自分なりの評価が定まっていないことについて書くことがためらわれるため、今シーズンの経過については、その一部を記しておきたいと思います。

 

まず、今回の冬の悪化では、手首と顔が悪化しました。とくに顔はシャワー後の乾燥がひどく、かゆくなり、こすらずにはいられませんでした。そのため、赤ら顔と粉吹きがよりひどくなりました。秋に悪化した体の他の部分は、乾燥に慣れてくる感じがあったのですが、顔は次第に悪化する一方です。例年通り、このまま冬は悪化したまま過ごさなくてはならないかもしれません。

 

次に、新しい治療についてです。

今シーズンは新たに治療Aおよび治療Bを試しています。免疫抑制剤の外用・内服ではありません。といっても怪しいものではなく、治療Aは大学病院などで行われている実績のあるものですし、治療Bは保険適用で世界で広く行われているものです。即時に劇的な効果が望めるものではないことはわかっていますので、効いたら儲けものというくらいの期待です。

治療Aに付随して、短期間ながら軟膏を外用をしたので、今シーズンも脱保湿を完徹することはできませんでした。この点は心残りです。

この治療の顛末については、いずれ自分なりに評価が定まったときに、書きたいと思います。

 

次に、保湿に関してです。

治りづらい脚の糜爛面に、ある軟膏を試し塗りしたら思いのほか効いたので、調子に乗って悪化した手首にも塗ってしまいました。誰でも知っているし、おそらく誰でも一度は使ったことのある家庭常備薬です。

すると、さらに手首が悪化し、それほど掻いたわけではないのに、みるみる苔癬化してしまいました。

考えてみると、今回悪化した手首と顔は、去年の同時期、重点的に保湿をしたところなのです。そうであれば、保湿をしたところが一年後にも何らかの影響を残しているのではないか、という疑念がわいてきます。

例えてみると、次のような感じでしょうか。

手:最近めっきり寒くなって、肌も乾燥してきたから、そろそろ保湿を始めようか。毎年やってるでしょ?

私:そうだね。冬場の保湿はスキンケアの常識だし、この乾燥には耐えられそうもないからね。(保湿剤を塗る)

手:やっぱり楽だね、皮膚を保護してもらうと。繊維芽細胞もフィラグリンも要らないくらいだね。萎縮してもらう? セラミドも多すぎかも。

私:(数週間、保湿剤を塗る)

手:ああ、何かだんだん苦しくなってきた。もう保湿は止めてくれない?

私:何? この前は塗ってって言ったじゃない。腰引けしないでたっぷり塗るのがいいんだよ。

手:もう無理、止めてよ!!

私:わかったよ。(保湿剤をやめる)

手:(劇的悪化)

かなり間違っているような気もします。でも、正しい気もします。

正しいとすれば、冬場、皮膚に保湿が必要と感じたときに、「毎年やってる保湿は本当は必要のないことだから勘違いしないで」「自分の力で環境に適応して」と言って聞かせてやらなければなりません。とはいえ、それが難しいから保湿依存をこじらせているわけですが。

先日、カフェの店員さんからお釣りをもらったときのこと。その店員さんは、手以外は本当にきれいな肌をしているのに、手だけが老人のようにしわしわでした。もしかしたら、しわしわの手を気にして、せっせと手に保湿剤を塗りこんでいるために、意図に反して乾燥をさらにひどくしているのではないかと、想像せずにはいられませんでした。

 

さて、次は、石けんの使用についてです。

今シーズンも一度脱風呂を試みました。ところが、一日で湿疹ができてしまい、断念。翌日シャワーを浴びたら、その湿疹がほぼ治りました。 不安定極まりない皮膚です。とにかく現状では脱風呂はダメでした。

そこで、「温水シャワーを浴びるだけで股間以外は石けんを使用しない方法」を試みてみました。もちろんシャンプーなども使いません。

すると、2週間ほどで、体に皮脂が出てくる感じがありました。皮脂膜が機能してきたのか、ちょっとスベスベしています。といっても、普通の人の超乾燥肌くらいのレベルです。それでも首から下は落屑がほとんど無くなりました。一方、顔は相変わらずガサガサです。

 

最後にまとめです。11月下旬の悪化から1か月。手首は治療を放棄してかなり回復しました。石けんを使わないことで、首から下も良い状態を保っています。ですから、今の大きな問題は顔です。顔面のび漫性紅斑ですね。乾燥→かゆみ→掻破のスパイラルからなかなか抜け出せないです。

顔だけでも、日常生活にはかなりの影響を及ぼします。日中はわりと平気なのですが、夕方から夜、朝にかけてが辛いです。ちょっと挫けそうです。

辛いですけれども、頑張って良いところを探してみます。数年前までは極度に悪化した場合に温泉へ行っていましたが、ここ数年温泉に頼らずにすんでいます。また、今シーズンは現在のところ、保湿剤を塗らないと耐えられないという程ではありません。

最後に、アトピーとは関係なく皮膚科を受診した際に、医師から「これはステロイドを塗らないと治らない」と言われた湿疹が、何もせずに完治したことを付け加えておきます。