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アトピー覚書ブログ

成人型アトピー 脱ステ・脱保湿患者のブログ

脱保湿の失敗例

脱保湿

先日の記事 脱保湿をいつまで続ければよいのか? - アトピー覚書 の続きです。

学習能力に乏しい私

私が脱保湿に初めて取り組んだのは2011年のことでした。

ステロイド外用薬およびタクロリムス外用薬からの離脱は、それよりも何年も前に済ませています。以降、市販の保湿剤や止痒剤などを使い続けてきて、それらの保湿剤から離脱したのが2011年だったということです。

離脱症状からは脱したのですが、依存状態から完全に抜け出せたとはいえませんでした。それにもかかわらず、毎年、冬になると、何らかの外用をしています。現時点の評価としては、「過ちを繰り返してきた」と考えられます。したがって、反省を込めつつ、以下に失敗例として記しておきます。

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2011年

離脱したその年の冬から、市販の、漢方製剤が配合された軟膏を外用しました。理由の一つは、顔の鱗屑を目立たなくしたい目的があったこと、もう一つは、免疫抑制剤以外の外用剤であれば、それほど悪影響を及ぼさないだろうと考えたことです。

その後、全身的に悪化したために湯治に行ったりしたので、その軟膏の成果については評価できていません。当時は全身的な症状の悪化に目が向いており、保湿依存について考える余裕がありませんでした。

 

2012年

春・夏は外用をしていなかったので、もう大丈夫だろうと考えて、秋から化粧水の使用を始めました。温泉水を使用した市販の化粧水です。使用した理由は、温泉水100%で余計な成分が含まれておらず悪影響が少ないと考えられたこと、また、あるアトピー患者が「とても良い」と勧めていたからです。

使用したのは顔のみです。初めのうち使用感は悪くなかったのですが、だんだんと塗布回数が増えていき、1~2か月後、リバウンド様の症状が出ました。顔は真っ赤、湿疹も顔中にボコボコたくさん出ました。大変落ち込み、安易に保湿してはいけないと感じました。

 

2013年

春・夏・秋と外用はしませんでした。保湿をするのは1年ぶりなので、もう大丈夫だろうと考えて、冬から保湿を始めました。某メーカーの市販化粧水を使いました。配合成分が少なくシンプルで、脱ステ直後の最悪期でも問題なく使えた信頼度と安心度の高い商品でした。

使用したのは顔のみ。初めは良かったのですが、使用しているうちに、だんだん乾燥がひどくなるように感じ、1年前の反省もあったので、早い段階で使用を中止しました。この化粧水でもダメかと残念に思ったことを思い出します。

 

2014年

春・夏は完全に外用しませんでした。秋に、医師に処方してもらった軟膏を腕にテスト使用。基剤の油性成分が合わなかったのか、かゆみが出て、悪化した感じもあったので速やかに中止しました。

冬は、手に湿疹ができ、掻き壊すなど悪化したので、市販のワセリンを使用。すると、さらにかゆみが増し、余計に掻き壊してしまったので使用を中止しました。しかも中止後に苔癬化。治すのに6か月要しました。

また、顔には、オリーブ油をテスト使用。単剤ではかゆみが出たので、さらにヒアルロン酸配合の保湿剤と混合使用してみました。初めは良かったのですが、だんだんと乾燥までの時間が早まり、とうとう塗ったそばから乾燥するという離脱症状前のようなきわどい状態にまで至ったので、1週間程度で使用を中止しました。

これらの保湿剤はテスト使用しただけなので、落ち込むことはありませんでした。そして、やはり保湿はダメなのかと、疑念がだんだんと確信に変わっていきました。

 

まとめ

こうして書き出してみると、毎年のように保湿をしている事実が浮かび上がります。それでも、自分の気持ちとしては、完全に脱保湿している気分なのです。不思議なものです。

過去の失敗を忘れて保湿してしまうのは、やはりそれだけ顔の乾燥によるかゆみが辛い、ということだと思います。その時その時の状況を何とか改善しなくてはと考えるわけです。

救いがあるのは、保湿したい部位は顔くらいで、首から下は保湿の必要性を感じないことです。少しは良くなったといえるでしょうか。この記事を書くために、過去の写真を見返したのですが、ひどいものです。でも、年単位でみれば、確実に、少しずつ改善しています。

それにしても、どんなに乾燥しようが、悪化しようが、ステロイドだけは使いたいとは考えません。そのことだけは絶対に忘れません。不思議なものです。

2015年の状況については別稿に譲りたいと思います。