アトピー覚書ブログ

成人型アトピー 脱ステ・脱保湿患者のブログ

2015年9月 秋の悪化-第1波

例年のことですが、秋になると、アトピーが悪化します。

今年は、9月下旬に、秋の悪化の第1波がやってきました。

風呂上がりの乾燥がひどくなり、乾燥からくるかゆみで掻いてしまいました。かゆくなったのは、腕と足です。掻いてかさぶたになり、ということを数回繰り返して、1~2週間で落ち着きました。

 

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健常者の人でも、寒くなると、次のような体の変化が起きてくると思います。

  • 血流量の減少 → 乾燥する。傷が治りにくい。
  • 汗腺・皮脂腺の機能低下 → 汗や皮脂が出にくい。

アトピーをもつ人は、この変化の程度や影響が大きいのではないかと感じます。

私の場合、乾燥がひどくなり、汗もほとんど出なくなってしまい、皮膚のガサガサが増します。夏でもガサガサですが、秋になるとガサガサがさらに上乗せされる感じです。

 

一方で、汗のために悪化していたところは、少し落ち着いてきました。胸から腹にかけての湿疹と、膝の裏を中心とした下肢の湿疹および糜爛面の部分です。

ただし、下腿のかゆみは、今後、乾燥によって増してくると思われます。

 

アトピー性皮膚炎が秋に悪化するたびに、いつも思うことがあります。

それは、温暖気候から寒冷気候へと変化するなかで、その変化により皮膚に悪い結果が生じているというよりも、その変化に適応するために何かしらの行動が必要であることを皮膚が知らせているのではないか、という感覚があることです。その皮膚からのサインがかゆみとしてあらわれてくるのではないか、と思われるのです。

四季のある地域に住む猫や鳥が、夏毛から冬毛に生え変わるように、アトピー性皮膚炎患者も、皮膚を夏仕様の皮膚から冬仕様の皮膚に再生させるために、一度掻き壊すことが必要なのではないか。健常者は、発汗機能や体温調節機能が正常であるため季節変動に対応可能であるのに対し、アトピー患者では諸機能がうまく働かないために、ある種の皮膚の再生が必要なのではないか。一度掻き壊して、かさぶたが治ったところは、気のせいかもしれませんが、かゆくなることが少ない気がします。

 

ともあれ、例年通りであれば、今後、悪化の第2波、第3波が来ることが予想されます。第1波は、それほど大きな波ではありません。第2波が、問題です。その頃には人間製粉所になっているかもしれません。

それにしても、かつては、秋は汗のかゆみから解放される大好きな季節だったのです。アトピー性皮膚炎に関わっていると、本当に気が滅入ることが多いです。