アトピー覚書ブログ

成人型アトピー 脱ステ・脱保湿患者のブログ

アトピー性皮膚炎の増悪因子

過去の記事で、成人型アトピー性皮膚炎の原因のひとつとして、ステロイド外用薬等の副作用の可能性があることを記しました。

 

atopysan.hatenablog.com

 

私は、免疫抑制剤による現状維持という選択をせず、脱ステロイド・脱タクロリムス・脱保湿を実践し、とりあえずのところ、離脱することに成功しました。

しかし、それでアトピー性皮膚炎が治るわけではありません。記事に書いた理屈で言えば、本来のアトピー性皮膚炎と向き合う必要が出てくるわけです。

ステロイド等からの離脱前は、ステロイド等によって十把一絡げに免疫反応を抑制していました。そのことが、よいにしろ、悪いにしろ、アトピー性皮膚炎の増悪因子をわかりにくくしていたのではないかと思います。下図のようなイメージです。

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ところが、ステロイド等からの離脱後は、下図のように、さまざまな増悪因子の影響がわかりやすくなってくると思います。

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そうすると、アトピー性皮膚炎の対策としては、このように再び顕在化した増悪因子への対策が中心となってきます。その増悪因子は、最初のステロイド薬の使用へ至らしめた因子かもしれません。

私にとっては、こうしたさまざまな増悪因子のうちでも、「汗」と「乾燥」の影響が非常に大きいです。夏の汗、冬の乾燥です。 他のアトピー患者の方がどう感じているかわかりませんが、私の場合、汗と乾燥という因子さえなければ、アトピーであることを忘れられるでしょうし、客観的にもただの乾燥肌の人にみえると思います。

 

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また、細菌の黄色ブドウ球菌が皮膚の炎症を引き起こすことが指摘されていますし、真菌のマラセチアが汗によるかゆみに関与しているといわれているので、細菌・真菌という因子も無視できません。

これらの増悪因子を克服することは容易ではないと思います。私は今のところ克服できていません。

しかし、このように取り組むべき増悪因子が明確になることは、見方によっては、脱ステロイドのメリットのひとつではないかと思います。

ステロイド外用薬などの免疫抑制剤を使用しているあいだ、少なくとも私の場合は、免疫抑制剤とどう付き合うかということばかりに気が向けられていました。具体的には、抑えても抑えてもぶり返してくる炎症とかゆみへの対処に四苦八苦していました。

脱ステロイドによって、そうした生活からは解放され、離脱できるかどうかへの不安やリバウンドの恐怖とも無縁となりました。

このように、ステロイドの影響が、全てとは言えないまでも、相当程度に取り払われたところで、改めてアトピー性皮膚炎との闘いがスタートするものと捉えています。

 

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