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アトピー覚書ブログ

成人型アトピー 脱ステ・脱保湿患者のブログ

免疫抑制剤

先日記したデュピルマブが、免疫抑制剤のなかでどのように位置づけられるのか曖昧なところがありましたので、簡単な一覧から分類してみました。国内のアトピー性皮膚炎に関係する薬は青色で示しました。副腎皮質ステロイド薬とカルシニューリン阻害薬です。

こうして見ると、ステロイド薬は古典的な薬なのだと感じます。また、DMARDsと呼ばれる抗リウマチ薬が目立ちます。

ところで、この一覧を作成するあたり参考にしたサイトのなかに、ステロイドについて示唆に富む記述があったので、引用したいと思います。

 ステロイドには強力な抗炎症作用と免疫抑制作用があり、少量の使用でも痛みを急速に緩和し、関節リウマチの症状を改善させます。ただし離脱(中止)が簡単ではなく、特に長期にわたって使い続けると副作用が強く現れることがあります。これまでおよそ60年にわたり、世界中で何百万人もの関節リウマチ患者に対してステロイド剤が使われているにも関わらず、ステロイド剤を積極的に使用すべきか、それともできるだけ使用を避けるべきかについては未だに明確なコンセンサスは得られていません。*1

「ステロイドといっても、内服薬と外用薬では違う」と言われればそれまでなのですが、使用経験のある患者からすると、そのように簡単には割り切れない感じがします。

以下、代表的な薬剤一覧です。(  )内は代表的な商品名です。

 

副腎皮質ステロイド薬

  • プレドニゾロン(プレドニン

 

細胞毒性薬

いわゆる「従来の抗がん剤」。低用量で免疫抑制作用。

アルキル化剤

  • シクロフォスファミド(エンドキサン)

代謝拮抗薬

プリン代謝拮抗薬
  • アザチオプリン(イムラン)
葉酸代謝拮抗薬
  • メトトレキサート(リウマトレックス)

細胞障害性抗生物質

  • ドキソルビシン(アドリアシン)

 

分子標的治療薬

低分子医薬品

チロシンキナーゼ阻害薬
  • ゲフィチニブ(イレッサ)
Rafキナーゼ阻害薬
  • ソラフェニブ(ネクサバール)
CDK阻害薬
  • パルボシクリブ(イブランス)
MEK阻害薬
  • トラメチニブ(メキニスト)
プロテアソーム阻害薬
  • ボルテゾミブ(ベルケイド)

生物学的製剤(抗体医薬品)

ポリクローナル抗体
  • 抗ヒト胸腺細胞グロブリン(サイモグロブリン)
モノクローナル抗体

抗ヒトTNFα抗体

  • インフリキシマブ(レミケード) キメラ抗体
  • アダリムマブ(ヒュミラ) ヒト抗体
  • セルトリズマブペゴル(シムジア) PEG化ヒト化抗体

抗ヒトIL-6受容体抗体

  • トシリズマブ(アクテムラ) ヒト化抗体

抗ヒトIL-12/23p40抗体

  • ウステキヌマブ(ステラーラ) ヒト抗体

抗ヒトCD20抗体

  • リツキシマブ(リツキサン) キメラ抗体

抗ヒトIgE抗体

  • オマリズマブ(ゾレア) ヒト化抗体

抗ヒトIL-4/IL-13抗体

  • デュピルマブ  ヒト抗体
T細胞共刺激分子阻害薬
  • アバタセプト(オレンシア)
TNF阻害薬
  • エタネルセプト(エンブレル)

カルシニューリン阻害薬

  • シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル
  • タクロリムス水和物(プログラフ、プロトピック

mTOR阻害薬

  • エベロリムス(サーティカン)

JAK阻害薬

  • トファシチニブ(ゼルヤンツ)

核酸医薬品

VEGF阻害薬
  • ペガプタニブ(マクジェン)

 

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(本稿は信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。)