アトピー覚書ブログ

成人型アトピー 脱ステ・脱保湿患者のブログ

アトピー覚書

薄場皮膚科について

最近、私のアトピーを心配して、薄場皮膚科を勧めてくれる方がありました。 薄場皮膚科と聞いて、ああ懐かしいなあ、と思いました。あくまで私の印象ですが、10年くらい前は、青森県八戸市の薄場皮膚科医院と、高知県土佐清水市の土佐清水病院は、全国からア…

アトピーに理解はいらない

いわゆるアトピー性皮膚炎患者は、アトピー性皮膚炎のつらさを周囲に理解してもらえない、と考えることがあります。 アトピーは「かゆいだけ」の病気として軽視されることが多いからだと思います。 親しい友人や職場の同僚からも、つらさはなかなか理解して…

NHK連続テレビ小説に寄せて

現在放送中のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」。 ご存知の方も多いかと思いますが、雑誌「暮しの手帖」の創刊者である花森安治と大橋鎭子らをモデルにしたドラマです。 今回、このドラマの内容について何か言いたいわけではありません。 そうではなく、こ…

アトピーの完治を謳う人々

あまりこういうことを書くのは気が進みません。 しかし、自分の考え方をまとめるために、書き記すことにします。 アトピー性皮膚炎は、治らない病気とされています。現在のところ、その原因は不詳で、完治させる治療法は見つかっていません。 例えば、日本皮…

プラセボ効果にまつわる2つの誤り

プラセボ効果とは 世間一般で解説される、プラセボ(placebo, 偽薬)による「プラセボ効果」の定義は次のようなものです。 薬効成分を含まないプラセボを薬だと偽って投与された場合の治療効果 *1 専門家でもない限り、このような意味でプラセボ効果を理解し…

わからないと言っていい

医師が患者を観察するのと同じように、患者も医師を観察しています。 アトピー性皮膚炎患者であれば、医師に対して次のような評価項目をもっていることでしょう。 皮膚をしっかりと診てくれるだろうか。 私の話を聞いてくれるだろうか。 私の希望する治療を…

足し算ができればダイエットはうまくいく

ポイントは足し算 世の中にあふれる膨大なダイエット情報。 しかし、どんな方法を試してみても、結局失敗してしまうという人は多いのではないでしょうか。 私は、ダイエットはとてもシンプルな方法で成功できると考えています。 ポイントは「足し算」です。 …

皮膚症状は人生を覆う

今日、朝起きて最初にしたことは、ベッドの中でかゆくてたまらない顔をこすったことでした。 ベッドから出ても、皮膚の鱗屑をこすり落とさなければ、とてもかゆみは治まりません。毎日、鏡を見るのが怖いです。見てみればやはりひどい顔です。 水に濡らせば…

アトピーのことをよく知らない人へ

最近、アトピー性皮膚炎の患者が増加しているといわれています。 なぜアトピーが増えているのでしょうか。 当サイトをご覧になっている方のなかには、普段アトピーとの関わりが少なく、アトピーをめぐる状況について詳しくない方もいらっしゃると思いますの…

ぎりぎりな感じ

標準治療を推進している医師のなかには、ガイドラインが普及したことにより、アトピー性皮膚炎の重症例が減ったと主張している人たちがいます。 マスメディアのステロイドバッシングが激しさを増した1990年前後のAD治療は,おおいに混乱し,「脱ステロイド療…

他人のアトピーを良くしたい?

世の中には、アトピー患者のコミュニティがたくさんあります。そのなかには、 「他人のアトピーを良くしたい」 「他人のアトピーのために役立ちたい」 という殊勝なコンセプトのもとに活動しているところもあるようです。 私は、こうした考え方を見聞きする…

掻いて血が出る

最近、胸のあたりを掻いて血が出ました。 「掻いて血が出る」と健常者の方が聞くと、何だか大変そうだと思われるかもしれません。ところが、アトピーを長く患っていると、血が出るということは、とても喜ばしいことに思えます。 私の場合、掻き続けている部…

震災とアトピー

(追記あり:2015年10月14日) 日本に住んでいる限り、私たちはいつ震災に見舞われるかわかりません。もしもアトピー性皮膚炎を抱える患者が被災した場合には、震災後の生活環境の変化のなかで症状のコントロールに気を配らなければなりません。 「東日本大…

アトピーであると知られること

最近、知人と電話で話していたとき、「聞いたけど、アトピーなんだって?」と唐突に尋ねられました。いろいろと思うところの多い会話でしたので、その会話を再現して残します。 知人「聞いたけど、アトピーなんだって?」 私「(え、どうして知ってるんだろ…

アトピーのポイント

アトピー性皮膚炎について考えるとき、ポイントとなるのは、やはりステロイド外用薬の存在であると思います。 日本皮膚科学会のガイドラインでは、アトピー性皮膚炎の治療において、ステロイド外用薬およびタクロリムス軟膏の外用療法が主とされています。こ…

それぞれのアトピー

アトピー皮膚炎には、さまざまな皮疹があり、炎症の強さ、アレルギーの有無、外用剤治療中であるか否か、季節的変動など、患者の状態はそれぞれ異なります。それをまとめてひとつの疾患グループとして扱うと、混乱を招きかねないと思います。 「アトピー患者…

いろいろなアトピー

日本皮膚科学会によるアトピー性皮膚炎の定義は幅広い要素を含んでおり、ひとくちにアトピーといっても、その病態はさまざまだと思います。 同学会によるガイドライン(2009年)の病態には次のようにあります。 アトピー性皮膚炎は表皮,なかでも角層の…

とりあえずアトピー

「あー、アトピーですねー」。 皮膚科医がしばしば発するこの言葉を、患者はどう受け止めればよいのでしょうか。 皮膚に疾患があれば、とりあえずアトピー性皮膚炎と診断されることが多いように思います。 日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎診療ガイドライン…